(※本記事は、2015年5月27日に掲載した記事を、2016年3月4日(金)に再編集し公開しなおしました。)
日々コンスタントに稼いでいる チャットレディ の人たちは、それぞれでコツであったり、テクニック、心得というものを必ず持っています。
もちろん意識しているものもあれば、意識はしなくても自然に出来ていたりというものもありますので、今回は チャットレディ の人たちから伺った、誰でも簡単に出来る 「会話のテクニック」を3つご紹介します。
チャットのお仕事はもちろん、普通の会話でも使えるテクニックですので、コミュニケーション力をアップさせたい!という人は是非ご覧ください。
「電話」だと思ってチャットをする
仕事だって思うと上手く話せなかったんですけど、 『友達と電話してる』って思う様にしてから、スラスラ話が出来るようになりましたね。
チャットレディを始め、接客業はお客さんと話す事がお仕事の基本です。でも、かしこまりすぎてお客さんに伝えたい事を伝えられなかったり、会話がちぐはぐになってしまう事も。
このテクニックを教えてくださったチャットレディのHさんも、最初はそんな感じだったそうですが、とあるお客さんがもっとラフに話してよと声をかけてくれた事がきっかけで、友達と電話しているという感覚で話した方が会話が弾む事に気づいたそうです。
肩の力を抜いてお仕事を
あまり、「お仕事をする」という意識を持ちすぎると、いざチャットがスタートした時に頭が真っ白になってしまう事があるチャットレディの人もいらっしゃる様です。
友達と電話をする時に緊張しながら話す人はまずいないと思いますので、上手くチャットが出来ない…と感じている人は、それぐらいのリラックス感でチャットをしてみてはいかがでしょうか?
ただ、間違ってはいけないのは、 友達は友達、お客さんはお客さんなので、あんまり肩の力を抜きすぎて悪い印象を持たれない様にしましょう。
話し上手になろうとしない。
自分で話を盛り上げすぎるとチャットがすぐ終わる。でも、お客さんが話している事に対して、 質問しながら盛り上げるといつまでも続くって事に気づいてから、収入が劇的に変わりました。
会話の基本はキャッチボールという例えがよく使われます。一方的に投げても投げ返してくれないと会話は成り立ちません。
本サイトでもご紹介していますが、会話のキャッチボールをうまくするには 「質問をする事」が一番手っ取り早く効率です。
聞き上手になる事が重要
チャットレディ が主役。そういった考え方も間違いではありませんが、実際の主役は チャットをしに来てくださっているお客さんです。
お客さんが話したい事、聞きたい事、見たい事など要望に応え、楽しんでもらう事が チャットレディ の一番のお仕事ですので、まずお客さんからの話を聞いて、 お客さん主体で会話を広げる事を意識してみましょう。
持ち上げすぎない。
お客様を褒めちぎった方がいいと当時の担当の人に言われ、そうしていた時期がありましたが、一部のお客様から
「嘘っぽい」「営業トークうざい」「チャットレディしすぎじゃない?」などバッシングを受けて、色々悩んでいた時期がありました。
今は、言葉に真実味が出るように、何でもかんでも褒めたりするのは止めて、素直に自分が感じた事を話した上で褒める、
「落として上げる」方法を意識してます。
お客様を褒める事自体、接客業として間違いではありませんが、露骨すぎると逆に嘘っぽく感じられてしまうのは仕方ない事です。
このチャットレディのMさんは、嘘っぽく思われるのを嫌っていたので、ある日から「これはないわぁ…」と思う事に関しては、はっきりとその意見を相手に伝え、「でも、そういう考え方もあるんだね。参考になる。」といった感じで、相手の意見にも同調する事を実践した所、嘘っぽく思われなくなったそうです。
心理学でも効果ありと実証されているテクニック
こういった、落として上げるという方法は、心理学用語で 「ゲインロス効果」と言い、相手の心に深い影響を与えやすいとされています。
代表的で分かり易い例は、サプライズ演出です。
誕生日などでよく、サプライズがあるんじゃないの? と期待させておいて何もなくて、とぼとぼと家に帰ったらサプライズが…!! というベタな展開がいいという話をよく耳にしますが、それにはそれなりの根拠があります。
画:山口画伯
サプライズがあるんじゃないの? と思っていても、実際にサプライズがあれば嬉しいものですが、サプライズがあるんじゃないの? と期待されて何もない。 という所で、一度気持ちを落ち込ませておいてからサプライズを実施すると、上記の表の様に 「気持ちの上がり幅」が通常のサプライズを実施した時と比べ遥かに大きくなる事から、ゲインロス効果は人の心に大きな影響を与えるものとして認識されています。
自分が話している事に対して、否定されれば誰もが嫌な気持ちになるものですが、否定をされただけど自分の意見も理解をしてもらえたというのは、強く印象に残りますので接客には欠かせない要素だといっても過言ではないかと思います。
まとめ
いずれも難しく考える事はなく、意識をちょっとだけ変えるだけですので、気軽に実践出来るかと思います。
お悩みの人は是非ご参考に♪