ライブチャットで、チャットレディとお客さんの双方が何でも話し合えて、通じ合っている関係の事を、 「擬似恋愛」と言われる事がしばしばあります。
特に、ノンアダルトチャットでは、そういった傾向が双方共に色濃くあり、本気で好きなのに直接会えない事に対して強い苛立ちを覚えているお客さんや、会いたいのにどうしようも出来なくて悶々としてしまっているチャットレディの人もいるそうです。
そういった事からか、ライブチャット中に恋愛感情を持ったり、相手に気を持たせる事は「悪い事」と言われてしまうケースもあります。
ですが、果たして本当に「擬似恋愛」はしてはいけない事なのでしょうか?
ライブチャットでの擬似恋愛は「決して悪い事ではない」
皆さんは、好きな芸能人はいますか?
アイドルの人や俳優の人などで、自分の手の届かない存在だと分かっていても、その人が好きだから応援しているという人はいませんか?
今回のライブチャットにおける擬似恋愛の感情と、この芸能人が好きだという感情はニアイコールなのです。
決定的な違いは、「自分」に対して「直接」アクションをしてくれるかどうかだけです。
※最近のアイドルグループは、まさにこの擬似恋愛の心理を巧みに利用しています。
なので、擬似恋愛を「悪い事」だと否定する事は、そういった感情全てを否定する事になります。
擬似恋愛は必然的に起きやすい状況
どのライブチャットサービスでも、パーティチャットが主流とはいえ、基本はチャットレディとお客さんは
マンツーマンで話す機会が多いです。
※その理由はこちらのブログ、
--とどのつまり、ライブチャットって何?--をご覧ください。
お客さんは、自ら気に入ったチャットレディの子を選んでチャットをするので、少なからず選んだ子と親密な関係になりたいという気持ちを持って、チャットをしている人が多いかと思います。
チャットレディからしても、数多くいるチャットレディの中から自分を選んでチャットをしてくれた訳なので、お客さんが 自分に興味を持ってくれている、気に入ってくれているという気持ちを持ってチャットをスタートする事になります。
お互いにそういった気持ちを持ってチャットが始まるので、お互いのフィーリング次第にはなりますが、ライブチャットではチャットの回数を重ねれば重ねる程、親密な関係性が築かれていく事は必然と言えます。
お客さんもチャットレディも「素人」ではない事を認識する必要あり。
ただ、お客さんは俗にいう「素人」ではありません。
ポイントを使ってチャットでの会話を楽しみに来ている 「お客様」です
また、チャットレディも「素人」ではありません。
れっきとした 「ライブチャットのパフォーマー」として、ライブチャットでお仕事をしている人達です。
好いた惚れたに理屈は関係ないのはものすごくわかります。
だからといって相手の立場を考えずに、自分の気持ちだけを押し付けてしまう事で、不快感を与えてしまったり、苦しめてしまう事にもなりかねません。
なので、お互いに「素人ではない」という認識をしっかり持っておく事が必要なのです。
ライブチャット での「擬似恋愛」は悪い事? のまとめ
お客さんでもチャットレディの人でも、擬似恋愛をする事自体は全く悪い事ではありません。
お互いに信用している証でもありますので、そういった特別な感情を抱く事はお互いにとってもプラスな事だと思います。
ただ、一点理解しておきたいのは、
ライブチャットは「交流の場」であって、「出会いを提供している場」ではありません。
チャットレディから見たお客さん、お客さんからみたチャットレディ。
双方共に、 近いけれど遠い存在だという事を今一度意識してライブチャットを利用する様にしましょう。
◆文: ヒミツさん(GTMスタッフ)